- 人はかつて結や歳暮で助け合い、今は仮想空間で物を贈り助け合い、現実社会での購買欲をアバターで消費する。
仮想空間での消費は、現実社会の消費循環に活かされにくい。アバターが現実社会よりも社交の場となり、モラル形成の場となりつつある。そのモラルは学生により形成されつつある。
仮想空間は、かつての映画、雑誌、漫画よりもモラル形成の責任が重くなっている。仮想空間がいかにあるべきか、現実社会への還元について真剣に考えねば、携帯代を払う財源が消え社会は縮小衰弱してしまう。
(会話の仕方、マナー、恋愛の仕方、社会人のあり方などが、かつては映画で学ぶことができた。いまでは、チャットやブログで学んでしまう。)
(どの情報が正しいか、科学的に裏づけされているか、そういった思考の訓練がなされないまま、あふれる情報を鵜呑みにする小中学生の増加が危惧される)
新しいモラル形成はあらゆる世代で、政府で、学校で、検討すべき。
あまりに手軽に物が手に入り情報過多の空間で育つ青少年の、現実逃避は、金があってこそ。責任感、リセットボタンでない形のハンデを与えた再チャレンジの概念化。
携帯がいきのこり、日本が生き延びるために、有効な討論の場こそ仮想空間で必要。
コマーシャル料でなくもっともっと現実の社会への金の変換、返還、循環が急務。
田畑は残れど、工場に機械はあれどゴーストタウン。今の七十八十代が長生きしているつかの間。タイムリミットは迫ってきた。日本が浮上する最終チャンス。
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